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ニマ・アルコルシド💬ラリー・ジョンソン&ローレンス・ウィルカーソン大佐:米イラン地上衝突はイスラエルとUAEを壊滅させる可能性がある

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ニマ・アルコルシド💬ラリー・ジョンソン&ローレンス・ウィルカーソン大佐:27/03/2026

この動画は、2026年3月27日に公開された、ラリー・ジョンソン氏とローレンス・ウィルカーソン大佐(元国務省政策企画室長)による、米国とイランの紛争に関する議論です。以下に概要を。


全体的な状況認識

  • 軍事作戦の現状: キーン将軍(FOXニュース)は、米軍がイランに対して「レッドゾーン」にあり、作戦完了まであと3週間程度と楽観的な見方を示しています。これに対し、ラリー・ジョンソン氏は「過去30年間、その『レッドゾーン』で一度もタッチダウンを決めたことがない」と批判し、キーン将軍の見方は非現実的で、ベトナム戦争時代の欺瞞的な発表と変わらないと断じます。
  • 世界経済への甚大な影響: イランとの紛争により、ホルムズ海峡の封鎖が進行中です。これにより、原油(イランは戦争前より高値で販売)、液化天然ガス、世界の肥料の3分の1以上を占める尿素、さらに半導体製造に不可欠なヘリウムの供給が途絶え、世界は既に不況に突入しており、食糧不足や飢饉のリスクも生じています。世界経済の破綻は目前です。
  • 戦略の欠如: ジム・マティス元国防長官の「標的の破壊は戦略の欠如を補わない」という言葉を引用し、米国には明確で達成可能な戦略的目標が存在しないと指摘。政権交代から核開発阻止まで目標が揺れており、イランの現政権打倒は不可能に近いと分析します。

米国の軍事作戦とホルムズ海峡

  • 地上戦への移行: 3月12日以降、特殊部隊(デルタフォース、Navy SEALs、レンジャー連隊など)の大規模な移動が確認されており、これは単なる演習ではなく、実際の作戦行動であると分析。トランプ大統領は期限を延長しているが、これは追加の空母航空団の到着を待つためであり、目的はイランの島(特にミサイル施設があるケシュム島など)への上陸作戦であると推測します。
  • 作戦の不可能性: 仮に島を占拠しても、イランは水中ドローン、機雷、潜水艦、ミサイルなど多角的な攻撃能力で海峡封鎖を継続できます。1988年とは異なり、イランの軍事能力は飛躍的に向上しており、海峡の開放は事実上不可能です。過去の軍事演習(ミレニアム・チャレンジ2002)でも米国は敗北しており、今回も同様の結果が予想されます。
  • 空母の脆弱性: ドローンやミサイル技術の進歩により、空母や揚陸艦はもはや安全に近づくことができません。米軍の軍事ドクトリンは現行のテクノロジーに対応できておらず、「海からの侵攻」という従来のモデルはもはや機能していません。

イスラエルの状況と内部対立

  • 軍事的疲弊: イスラエル軍はハマス打倒に失敗しており、レバノン南部でのヒズボラとの戦闘でも大きな損害(メルカバ戦車約20両が破壊)を被っています。ネタニヤフ首相はさらに40万人の予備役招集を表明していますが、財源も人員も限界に達しています。
  • 指導部の混乱: 戦争の見通しの甘さをめぐり、ネタニヤフ首相とモサド長官の間で緊張が高まっています。特に、モサドがペルシャ湾岸諸国に有していた諜報網が紛争によって壊滅したことが争点となっています。ナフタリ・ベネット元首相もネタニヤフ氏の戦争指導を公然と批判しており、内部の亀裂が深まっています。
  • 依存の限界: イスラエルは米国の支援なしには戦争を継続できず、連日のイランからのミサイル・ドローン攻撃により経済は深刻な打撃を受けています。イスラエルの防空システム(アイアンドーム)の有効性にも疑問符がついています。

地域大国と国際関係

  • UAEなど湾岸諸国の危機: 戦争によりUAEの収入源(石油輸出25%、貿易収入20%、金融、不動産)は壊滅的な打撃を受けており、数ヶ月で国家が崩壊する可能性があります。これらの国々は軍事的には「ゼロ」の能力しかなく、イランがUAE国内の重要施設(ジェベル・アリ港、バラカ原子力発電所など)を攻撃対象リストに挙げているとされます。
  • ロシアと中国の関与: ラリー・ジョンソン氏は、イラン情勢を理由に訪ロ予定がキャンセルされたと述べ、ロシアがイランを支援する形で紛争に直接関与し、米国をペルシャ湾から排除しようとしている可能性を示唆しました。
  • イランの核開発の可能性: イランの核施設が攻撃されたことで、国際的な核拡散防止体制(NPT)は形骸化しています。IAEA(国際原子力機関)グロッシ事務局長が「イランの核野望を止める唯一の方法は核戦争」と発言したことなどもあり、イランが地下施設で核開発を加速し、核弾頭搭載の極超音速ミサイルを保有する可能性が高まっています。

まとめ

  • パネリストは、米国のイラン政策は戦略的目標を欠いた非現実的なものであり、特殊部隊による上陸作戦も海峡封鎖の解決には至らないと分析しています。
  • この紛争はイスラエルを軍事的・経済的に疲弊させ、米国の同盟国である湾岸諸国の存続すら危うくしています。
  • 国際法や国連の機能は停止し、新たな国際秩序の再編が始まっていると結論づけています。