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ジョシュア・ラモス⚡️2024年BRICS首脳会議に54カ国が出席し、米ドルを捨てる

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ジョシュア・ラモス著:04/09/2024

Image from Gyazo

BRICS2024サミットに54カ国が参加することが決定した。BRICSは、この経済同盟から招待を受ける国のリストを増やしたと発表した。さらに、このイベントでは、グループ内の米ドル貿易決済の縮小に関する広範な協議が行われるはずだ。

サミットは2023年に設定された高いハードルに応えようとしている。そして経済グループは、南アフリカを迎えた2001年以来の拡大努力を発表した。昨年は首長国連邦(UAE)、エジプト、エチオピア、イランが加盟し、加盟国は9カ国となった。今年も同様の拡大が行われる可能性がある。

BRICS、2024年首脳会議に54カ国を招待 米ドル、拡大も議題に

BRICSブロックは歴史的な成長を遂げてきた。2022年に比べ、BRICSの注目度は著しく高まっている。さらに、世界規模で重要な経済集団となった。今年は重要なイベントが控えており、この傾向はさらに強まるだろう。

実際、2024年のBRICSサミットには54カ国が参加する可能性がある。ロシアのユーリー・ウシャコフ補佐官によれば、36カ国の首脳が招待されている。さらに、18カ国がすでに出席を表明している。

このイベントは、BRICS史上最大のものになりそうだ。2023年大会が最も歴史的な発表となったが、関係者はその後継大会の準備を称賛している。「サミットの)準備が順調に進んでいることに満足している」とウシャコフは語った。「前例のない規模のイベントですから、準備は実に真剣です」。

それはまた、世界の金融に前例のない影響を与える可能性がある。BRICSBRICS Payシステムを開発している。ブロックチェーンをベースとしたこのシステムは、西側のSWIFTに対する南半球の回答ともなりそうだ。さらに、今度のサミットでついにデビューする可能性もある。

国際通貨基金についても協議が続いている。多くの国々がこの集団への参加を希望しているため、その扱い方について意見が分かれている。2月の報道では、30カ国以上が加盟に関心を示しているとされていた。この7ヶ月でその数は増える一方だ。

タイとベネズエラは正式な加盟の問い合わせを提出しようとしている。さらに、トルコはNATO諸国として初めて加盟を希望した。今年の加盟拡大が確実なわけではない。しかし、それが地政学的な歴史的出来事のあるべき姿を決めることはないだろう。