b著:19/04/2025

ロシア連邦軍 最高司令官の決定に従い、統合軍司令官ワレリー・ゲラシモフ陸軍大将は、正教会のイースター(キリストの復活祭)を前に、特別軍事作戦区域内のすべての部隊指揮官に対し、現地時間4月19日18時から4月21日0時までの間、砲火及び戦闘行動を停止するよう命じた。
この停戦は人道的目的で導入され、キエフ政権側もこれを遵守する場合に限り、ロシア統合軍もこれを順守する。
このイースター停戦の発表は、「全面的な停戦は可能である」ということを示すものだ。このメッセージは、「停戦を妨げているのはロシア側ではない」ということを強調するものになっている。
一方で、トランプとルビオは、アメリカがウクライナ和平交渉から撤退しつつあることを示唆している。
トランプは周囲のネオコン(新保守派)を抑えることができていない。彼は、ウクライナ寄りの立場にあるケロッグ将軍に、NATO、ヨーロッパ各国、そしてウクライナ政府をまとめ、トランプが仲介しようとした停戦に反対させることを許してしまった。彼らはまだ「この戦争は負けた」と認める準備ができていない。中には、まだ勝てると考えている者もいる。
彼らの目的は、アメリカをこの戦争に「留めておく」ことだ。つまり、ウクライナ側に標的データなどの情報提供を継続させ、さらにトランプから資金、武器、必要であれば兵士までも引き出そうとしている。
だが、トランプはそれを良しとしないだろう。むしろ、手を引くつもりでいる。少なくとも今の発言はその脅しとして使われている。それは賢明な判断だ。さもなくば、この戦争は「トランプの戦争」となり、彼の責任となるだろう。
この先1年のうちに、ヨーロッパ各国はさらに数百億ドルを無駄にし、ロシア軍はドニエプル川を越えて、再びキエフ進軍を脅かす可能性もある。
その時こそ、彼らはようやく現実を受け入れることになるだろう。