ラリー・ジョンソン著:29/09/2023
ふぅー!長いタイトルだ。申し訳ないが、言う必要があった。デビッド・ペトレイアスから始めよう。彼は危機管理の最初のルールである「穴に入ったら掘るのをやめる」を学んでいない。このままでは、彼は中国につながる穴を掘ってしまうだろう。以下は、彼が最近リンクトイン・ページに投稿した内容である:
2023年9月2日: NYTのマーク・サントラ記者による、ウクライナ軍がどのように攻撃作戦を展開し、南部の領土を徐々に奪還しているのか、そしてウクライナ軍がその戦術を効果的に適応させているとの評価を検証する、異例のレポートが掲載された。
要点 「ウクライナの部隊の任務は、地図上ではほんの一点だが、ロシア兵の拠点となっていた村の一軒家を奪うことだった。
ベテランの海兵隊員であるアンドレイは、ウクライナの他の部隊が地雷原を這い回り、塹壕を突撃し、ウロジャイネの農村への道を切り開くのを、戦闘経験のない小さな突撃チームとともに3日間待ち続けた。そしてついに......移動命令が下った。. . .
重く要塞化されたロシアの戦線を突破するための数カ月に及ぶ作戦は、前線の広範囲にわたって砲撃戦やドローンによる攻撃など、さまざまな戦闘形態で実施されている。
この戦術的アプローチでは、小さな村が重要な位置を占める。村は舗装された道路に沿って並んでおり、輸送を容易にし、建物はたとえ砲撃で荒廃したものであっても、一応の隠れ蓑となる......。
効果的な作戦か?効果的な作戦?NYタイムズは別の記事を出している。ウクライナがロシア軍よりも多くの領土を奪っているというのはどうだろう?NYタイムズの記事にあるグラフィックは違うことを物語っている:
ニューヨーク・タイムズ』紙は、ウクライナが待望していた反攻を進めていることについて、自分たちの報道が間違っていることを認めたがらない。しかし、『タイムズ』紙はこのように不承不承認めている:
ウクライナの反攻は、南部の広々とした野原を押し進めるのに苦労している。ウクライナの反攻は、ウクライナの車両を減速させ、標的にされやすい位置に追いやるためにロシアが昨年の冬に築いた、広範囲に及ぶ地雷原と、何百マイルにも及ぶ要塞(塹壕、対戦車溝、コンクリート製の障害物)に直面している。
双方の利益を合計すると、ロシアがウクライナで支配している領土は、今年の初めと比べて200平方マイル近く増えたことになる。
ロシアは、ムハメッド・アリの「ロープ・ア・ドープ」を参考にしているのだ。これは特に南部戦線で顕著だ。ウクライナは容赦なく兵力と車両を投入し、険しいロシアの防衛網に立ち向かっている。3つの「スロヴィキン」防衛ラインは、アラモの要塞ではない。どういう意味か?ロシア軍は各線を最後の一兵まで守り抜くという誓いを立てていない。そうだ。ロシアのドクトリンは、屈曲して新しい陣地に撤退し、サリエントを作ることだ。そして、大規模な大砲、ミサイル、爆弾でウクライナ軍を打ちのめし、ウクライナ軍を撤退させ、その過程でおびただしい犠牲者を出す。これを "草原でのゴタゴタ "と呼ぶことができるだろう。
アリの戦略は、フォアマンにパンチを食らわせて疲労困憊させ、その後、懲罰的なショットでフォアマンを釘付けにするというものだった。それこそが、ロシアがスロヴィキン・ラインに沿って南方で行っていることであり、ウクライナが第一防衛ラインさえ破れていない理由なのだ。
愚かなのはペトレイアスだけではない。英国版デーヴ将軍はショーン・ベル退役航空副司令官である。スカイニュースでの彼の最新の評論を紹介しよう:
ベルは最低のアナリストだ。彼は、ロシアが前線での攻撃ヘリの使用を減らしているのは、ウクライナが攻撃ヘリを撃墜しているからだと偽っている。そうではない。ロシアのアリゲーター・コプターは装甲部隊に対して使用される。ロシアがウクライナの装甲兵器を破壊し尽くしたため、ウクライナは(『ニューヨーク・タイムズ』紙などによれば)もはや装甲兵器を前線に送り込んでいない。その代わりに、ウクライナはピックアップトラックを使って兵士の小集団を降ろし、彼らは装甲なしで戦場に進軍している。攻撃目標が少なければ、飛行回数も減る。
それともうひとつ。ロシアはウクライナがヘリコプターを撃墜するよりも早くヘリコプターを生産している。