locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

ケイトリン・ジョンストン⚡️ジェノサイドの最中にTikTokを心配する

Worrying About TikTok During An Active Genocide

ケイトリン・ジョンストン著:11/03/2024

Image from Gyazo

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ラファ侵攻に対するバイデン氏の「レッドライン」を無視し、ガザ地区最南端への侵攻を計画中だという。

この大胆な反抗行為によって、ワシントンから重大な結果がもたらされることは間違いない。おそらく、バイデンが2度目の「レッドライン」という言葉を口にすることも含まれるだろう。

誰もが知っているレッドラインは、決して実施されることはない。バイデンはすでに、侵攻に対する「レッドライン」は実施しないと公言しており、MSNBCで「レッドラインだが、私はイスラエルを離れるつもりはない。イスラエルの防衛は依然として重要だ。だから、レッドラインは存在しない。私はすべての武器を断ち切るつもりだから、彼らを守るアイアンドームもない」。

アルジャジーラが入手した流出したボディカム映像によれば、11月のイスラエル軍によるガザ空襲で、イスラエル軍パレスチナ民間人を処刑し、その後そのことについて笑い合い、祝福し合う様子が映っているという。

イスラエル社会そのものが、深く深く病んでいることを認めざるを得なくなるまでには、イスラエル国防軍兵士が怪物のように嬉々として振る舞う映像を見ることができる。

アメリカは、ガザの玄関から援助を送れないふりをして、「床は溶岩」という架空のゲームをしている。一方パレスチナ人は、物資を手に入れようとするとき、「床は溶岩」という現実的で命がけのゲームを強いられている。

とんでもない大虐殺が起きているのに、TikTokやバルフォア卿の肖像画の汚損を心配する必要があると言われている。

帝国の経営者たちは、TikTokを禁止すれば子供たちが "そうか、じゃあアトランティックを読んで大量虐殺を支援することにしよう "となると本気で信じているようだ。

バイデンがジェノサイドを犯していても、バイデンを支持することは重要だ、なぜならバイデンは国内でアメリカ人のために良いことをしてくれるかもしれないからだ、と言おうとする進歩的な民主党議員は、実は西洋のリベラリズムの何が邪悪なのかについて、あなたに有益な洞察を与えている。

毎日毎日、私たちはイスラエルがやっている信じられないほどめちゃくちゃなことを学んでいる。しかし、誰かがこの情報の洪水に対して「イスラエルはかなりめちゃくちゃだ!そうか、ヒトラーか。

そして面白いのは、これは本当に、本当にユダヤ人の問題ではないということだ。シオニストも本物の反ユダヤ主義者も、このような批判をユダヤ教ユダヤ人について行おうとするが、それは赤ちゃん脳の分析に過ぎない。どのような民族や宗教であっても、イスラエルパレスチナの力学に置き換えれば、同じような虐待を目にすることができる。その国家が現状を維持するために不断の戦争、暴力、アパルトヘイト、虐待を必要とし、至上主義グループのメンバーが被害者グループに対してモンスターのように振る舞う映像を日常的に目にすることになるだろう。

裕福になると共感力が低下するという研究結果をご存知だろうか。富裕層を非富裕層より上位に置く社会システムが、その上位層をゴミのような人間に変えてしまうのだ。民族至上主義のアパルトヘイト国家では、特権階級のメンバーは生まれたときから、この虐待的な力学を正当化するあらゆる理由を信じるように教え込まれているのだ。

イスラエルを批判する際に、十分な数の聴衆にそれを言えば反ユダヤ主義として非難されないような批判は文字通り存在しない。私が世界についての考えや情報を得るためにフォローしている最も道徳的で高潔な人々の大半は、偶然にもユダヤ人である。常に戦争状態でなければ存在できない虐待的なアパルトヘイト民族国家を支持するか、支持しないかだ。反ユダヤ主義とは、クソみたいな人々が、自分たちのクソみたいな立場への批判をそらすために、善良な人々に浴びせる非難にすぎない。