スヴェトラーナ・エキメンコ著:02/07/2024
イエメンのアンサール・アラー運動(フーシ派)が、紅海で空母ドワイト・D・アイゼンハワーをミサイルとUAVで攻撃し、8ヶ月の任務を終えた空母セオドア・ルーズベルトが任務を引き継ぐことになった。
イエメンのフーシ派民兵は、空母セオドア・ルーズベルトが紅海海域に到着したら撃沈すると約束するビデオを公開した。 空母は「今後イエメン軍のミサイル部隊の主要な標的であり、紅海に入ったら標的の対象となる」と、アンサール・アラーの指導者アブドゥル=マリク・アル=フーシはビデオの中で述べている。 「彼らが危険を冒し、トラブルに巻き込まれ、アイゼンハワーと同じ苦境に陥りたいのなら、来させればいい」とアル=フーシは警告した。
フーシ派は、イスラエルがパレスチナのガザ地区への攻撃を停止するまで、紅海とアデン湾を通過するイスラエル所有の、あるいはイスラエルとつながりのあるすべての船舶の航行を停止すると宣言している。 イスラエル軍は何度か空母ドワイト・D・アイゼンハワーへの攻撃を試みているが、米海軍はこれらの攻撃は超大型空母やその護衛艦に損害を与えなかったと主張している。 ミサイルとドローンによる攻撃は、6月上旬に同海域を出港する直前にも行われた。 「米国と英国がイエメンのいくつかの都市と民間人標的を空爆し、58人以上が死傷し、そのほとんどが民間人であったことに対抗して、空母アイゼンハワーは紅海で大量の弾道ミサイル、巡航ミサイル、無人機で攻撃された」と、アンサール・アラーの政治事務所メンバーであるヘザム・アル・アサドは5月にスプートニクに語った。