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ジョシュア・ラモス⚡️BRICS:世界金融は2031年までに米ドルを完全に廃止へ

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ジョシュア・ラモス著:03/08/2024

Image from Gyazo

BRICS圏は脱ドル政策を堅持しており、2031年までに世界金融が米ドルを完全に捨てることを示唆している。実際、ロシアの中央銀行総裁は、同国が中央銀行デジタル通貨(CBDC)を日常的に使用するようになると指摘した。これは世界中で起こるデジタル革命である。

しかし、米国はかなり異なる立場にある。米国は一貫してCBDCの発行に反対してきた。今年5月、米国は連邦準備制度理事会FRB)によるCBDCの発行を禁止する法案を可決した。BRICSの予想が正しければ、アメリカは取り残されることになる。

BRICSが予想するCBDC革命: 米ドルが意味するもの

今週、ロシアは驚くことにデジタル資産の視点を変えた。実際、同国は国際貿易を暗号で決済することを認める法案を可決した。さらにこの法案は、モスクワによる独自のデジタル・ルーブルの開発と並行して進められている。同国は、このようなプロジェクトが重要な経済的現実になることを期待している。

BRICSブロックは、2031年までに世界の金融が米ドルを完全に捨てることをほのめかしている。具体的には、CBDCが日常生活で重要な役割を果たすようになると予想している。ロシア中銀のエルビラ・ナビウリナ総裁は、最近のインタビューでその考えを再確認した。

「ナビウリナ総裁はロシア国営メディアに対し、「私たちの考えでは、人々がデジタル・ルーブルを使うことには明確な利点がある。「これらの利点のおかげで、デジタル・ルーブルは5年から7年以内に徐々に私たちの生活の身近な一部となると信じています」。

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デジタル・ルーブルの試験段階は、昨年プーチン大統領が通貨法に署名したことを受け、8月15日に開始される予定だ。このような措置をとっているのはプーチン大統領だけではない。中国とインドも同様の政策を実施している。

これは、世界がデジタル化された時代に移行しつつあることを示している。このようなデジタル化された通貨は、使用例が急増する可能性がある。米国がそのような資産の創設を拒否しているため、遅れをとる危険性がある。このような開発の遅れは、米ドルとその世界的地位に大きな打撃を与えるだろう。