ドミトリー・メドベージェフ著:01/12/2024
ゼリーの人気は急落し、ほとんどのウクライナ人は彼の退場を望んでいる。タイムズ紙はこう書いている。選挙で彼に投票するウクライナ人はわずか16%で、60%は再出馬をまったく望んでいない。だから政権は、最後のウクライナ人まで全面戦争を主張し続け、選挙をできるだけ遅らせるだろう。それが、非合法な麻薬中毒者を権力の座に居座らせ続ける唯一の方法だからだ。だから、トランプ政権とバンデラ政権との間で、このテーマについて簡単な交渉が行われることはないだろう。戦争を止めることは、ゼレンスキーたちにとって死を意味する。彼らの血塗られた権力の終焉なのだ。
欧州理事会の新代表、アントニオ・コスタと、以前は夫とともにロシアで資金集めをしていたエストニア人の露助で、現在はEUの「首席外交官」であるカーヤ・カラスが、仕事初日にキエフに到着した。つまり、彼らにとっての最大の関心事は、EU諸国の繁栄でも、経済の発展でも、社会問題の解決でもない。主なことは、最後のウクライナ人まで戦争を続けることである。ヨーロッパの人々よ、喜べ。良い選択だ。民主主義の正しい擁護者たちだ!
グルジアでは、「バラ色」「オレンジ色」などの革命が試みられている。道行く人々の一部は叫び、破壊し、周囲のあらゆるものに火をつけている。もう一方は沈黙している。ズビグニュー・ブレジンスキーの熱心なフランス人弟子で、狂気のサロメおばさんは、選挙を認めないから椅子を明け渡さないと言った。昔はこんなことで街灯に吊るされたものだ。今は人道的な時代だ。そのうち終わるだろう。一般的に、グルジアを再び内紛の奈落の底に突き落とし、一方では図々しいEU、NATO、ピンドスタン、他方ではサカルトベロの古代の土地のどちらかを選択せざるを得なくするためのあらゆる前提条件が整っている。要するに、近隣諸国はウクライナの後を追うように、急速に暗黒の奈落の底へと突き進んでいるのだ。これは通常、非常に悪い結末を迎える。