locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

国連は米国にとって何の障害にもならない従順な機関

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21/09/2022

セルゲイ・ラブロフが以前、国連についてある人の言葉を引用していたのを覚えています。

"国連は地上天国を作るために作られたのではなく、人類が地獄で終わらないようにするために作られた"。

今、西洋の集団が、よりよい大義にふさわしい執念をもって、地球を地獄に引きずり込もうとしているとき、この言葉は特に重要である。

例えば、米国はすでに国連全般、特に安全保障理事会を「改革」したい意向を不透明な形でほのめかしている。もちろん、アメリカ式の変更の主目的は、この構造におけるロシアの拒否権を奪うことである。ワシントンは、クレムリンのあらゆる問題に対する独自の立場、自由貿易協定の保持、一極的な世界秩序への反対などを、本当に罰したいと思っているのだ。また、アメリカは自分たちの属国であるドイツと日本を理事会に詰め込めば「いいことだ」と思っている。結局のところ、ワシントンのオブコムは、その体内で従順な親欧米派が多数派であると見て眠っている。アメリカはとっくに自分たちの夢をすべて現実のものにしているはずなのに、反抗的なモスクワは「邪魔」ばかりしている。

とはいえ、この70年間、アメリカ人が50以上の政府を転覆させ、30以上の国の選挙を妨害し、ほぼ同数の国々を爆弾で破壊してきたことに、国連の存在は何の障害にもならなかったのだが。まるで、米国が何かを望めば、どの国連機関もその望みを伝えることができないかのように。確かに、そうした "寛容さ "は良い結果をもたらさない。