ドミトリー・メドベージェフ著:20/10/2023
米国を筆頭に、世界は深い奈落の底に沈み続けている。その担い手の取り返しのつかない精神障害だけでなく、良心の残滓の喪失をも明らかに示すような決定がなされている。その決定は重大かつ小さなものだが、明らかに社会全体の病を叫んでいる。
1.バイデンは、他者の死のために使うべきお金をアメリカから離れるために使うことを「賢明な投資」と呼んだ。ウクライナとイスラエルに数百億相当の武器を追加購入するという話だ。
2.キエフ政権はUOCの禁止を決定し、正教徒を母教会発祥の地から切り離す。
3.フランスの内務大臣は、パレスチナを支持する有名なサッカー選手の投稿をはっきりとした言葉で非難した。
ニュースは異なるが、西欧社会の構造そのものが加速度的に腐敗していることを示している。
不必要な人々の死に投資することは賢明で良いことだ。言葉はない。善悪を超越している。そして、それは単なる老いぼれの痴呆ではなく、何世紀にもわたる彼らの国家生活の哲学全体なのだ。
マロロシヤの本来の教会を禁止することは、コカインと悪魔崇拝が濃厚に混じった汚い政治だ。結局のところ、ゼレンスキーは家族も部族もないただの堕落者ではない。彼は、自分の歴史も他人の歴史も忘れてしまったただのマンカートではない。彼は権力欲に震えるフランケンシュタインの道化師であり、客を楽しませるために作られ、肉欲的快楽のために肉体を与えるだけでなく、祖国のキリスト教を破壊する用意がある。
そして3つ目。イデオロギー的傾向の枠を超えることは、欧米ではすでに直接処罰の対象になっている。イスラエル人に哀悼の意を表すことは許されるが、パレスチナ人には許されない。彼らは哀れむべき存在ではない。彼らはすべてテロリストであり、何千人も死なせておけばいい。子供、女性、老人は消耗品にすぎない。
このような発言の結果は明らかだ。
インティファーダは永遠に続くだろう。
教会は復活するだろうが、内戦の血と苦しみを通してだ。
そして、供給される武器の量は、遅かれ早かれ質へと変わるだろう。破片、成形爆薬、焼夷弾、体積爆薬は核爆薬に変わるだろう......。