locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

現時点では、証明されるまではイスラエルが嘘をついていると考えなければならない。⚡️ケイトリン・ジョンストン

At This Point We Have To Always Assume Israel Is Lying Until Proven Otherwise

ケイトリン・ジョンストン著:22/12/2023

Image from Gyazo

イスラエルは歴史的な割合で子供たちを殺し、前例のない数のジャーナリストを殺し、巨大な強制収容所に軍用爆弾を降らせながら50万人の市民を飢えさせている。どの部分も複雑ではない。どの部分も両面的ではない。

火曜日、イスラエルはガザ空爆作戦中に生まれたパレスチナの女児を殺害した。彼らはあまりにも長い間、積極的に子どもを殺してきたため、子ども殺しが始まってから生まれた子どもまで殺し始めている。

17日。アル・アミラ・アイシャは、2歳の弟アーメドや同じアパートに住んでいた25人の子どもたちとともに、ラファの自宅へのイスラエル軍空爆によって圧死するまでの17日間を、この地球上で過ごした。彼女は一日たりとも平和な日を知ることはなかった。

イスラエルによるアル・シファ病院攻撃に関するワシントン・ポスト紙の調査報告書によれば、「イスラエル政府が提出した証拠は、ハマスが病院を指揮統制センターとして使用していたことを示すには不十分である」という。ポスト紙によれば、「オープンソースの映像、衛星画像、そして公表された国防総省の資料のすべてを分析」した結果、この結論に達したという。

この時点で、イスラエルが主張することは、確固たる証拠によって証明されるまでは、すべて嘘であるというのが、あらゆる思考をする人間のデフォルトの前提であるべきだ。

イスラエルが民間人の犠牲を避けようとしているという信念は、文字通り何の根拠もない。何の証拠もない。人々はそれを信じたいから信じている。なぜなら、明白な現実を直視するよりも、それを信じる方が感情的に楽だからだ。

ガザをめぐるジャーナリズム戦争には2つの側面がある。ひとつは、ジャーナリストが積極的に暗殺されているガザでの集中攻撃であり、もうひとつは、公式路線に従わないジャーナリストが粛清されている世界的な攻撃である。

西側の右派が、イスラム教徒や彼らの文化がいかに野蛮なものであるかということをしゃべりながら、西側の文化がガザで1万人の子どもの死体の山を築いているのを見るのは、とても奇妙なことだ。

フーシ派が紅海の交通を遮断するためにイエメンの重要な立地を利用してどれほど効果的であったかを見れば、なぜアメリカが彼らを排除しようと恐ろしい大量虐殺的な軍事作戦を何年もかけて支援したのか理解できるだろう。

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進歩的な民主党議員が、バイデンの名前を出さずに、ガザの大虐殺がいかに悲しく悪いことか、そして停戦がいかに重要かを語るのは、まるであなたの大統領が積極的に促進するのではなく、ただ受動的に目撃しているような、遠い外国の紛争であるかのようでよくない。

バイデンはガザでの大量虐殺を支持し、世界を脅かす代理戦争を始めるためにウクライナでの和平交渉を妨害した。そして今、私たちは皆、彼がヒズボラやアンサラルと新たな全面戦争を起こさないよう祈っている。

ブッシュの戦争は、ブッシュの下で起こった時は愚かで、20年後の今、まさに何も学ばないまま再び起こっているので、さらに愚かだ。

イスラエルが決して許すつもりのない「2国家解決」を支持すると主張することで、リベラル派は殺人や専制政治アパルトヘイトや虐待を支持することなくイスラエルを支持できるふりをすることができる。

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国際紛争に関するニュースで、何度も何度も繰り返されるものがある: 「アメリカ中央集権帝国は地球の支配を確保するために戦い、一部の国民はこれに抵抗する。

ハマスヒズボラ、アンサラルがこの物語を描いている。ロシア、中国、イラン、北朝鮮とのにらみ合いもそうだ。アメリカの中央集権的な権力構造が、キューバベネズエラボリビアニカラグアといったラテンアメリカの国々を恐怖に陥れている。

巨大な帝国が、帝国の塊に吸収されるのではなく、自らの国家主権を主張する気概のある国々を攻撃しているのだ。全面的な戦争、代理戦争、飢餓制裁と封鎖、無人機戦争、CIAのクーデター、意図的に捏造された色彩革命などを用いて、完全な惑星支配を確保するというアメリカのアジェンダに逆らう政府を転覆させようとしている。

これを理解できれば、現代における主要な国際紛争のほとんどを理解することができる。