locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

ケイトリン・ジョンストン⚡️帝国の堕落をできるだけ多くの方法で知らしめ続けること。

Just Keep Bringing Awareness To The Depravity Of The Empire In As Many Ways As Possible

ケイトリン・ジョンストン著:23/02/2024

Image from Gyazo

歴史のこの時点において、西洋人が帝国と戦い、革命的変化への支持を構築する最も効果的な方法は、西洋の現状維持のシステムや制度に対する大衆の支持を弱めることである。そのためには、あらゆる手段を駆使して、われわれを支配している権力機構がわれわれの利益のために役立っていないこと、そして権力機構が実際には非常に邪悪で破壊的であることを人々に理解させる必要がある。

西洋人が、血にまみれた栄光の中でアメリカ中央集権帝国の悪辣さを本当に理解できるようになるには、洞察力の閃きが必要だ。というのも、欧米人は幼少期から帝国のプロパガンダにどっぷりと浸かり、私たちが暮らす殺人的で搾取的で抑圧的な権力構造への同意を常態化し、作り上げてきたからだ。現状が彼らの知るすべてであり、より良いものが可能かもしれないという考えは彼らにとって異質なものなのだ。

スピリチュアルな悟りの指導者たちは、現実を洞察する閃きを促すために、できるだけ多くの方法で生徒たちに自分たちの存在の真理を指し示す。毎日同じ言葉を繰り返し言うのではなく、そうするのは、人の心はそれぞれ個性があり、常に変化しているからである。洞察の受容性は人によって異なる。

同様に、帝国のプロパガンダの中で一生を泳いできた西洋人は、個人的に受け入れられる何かが彼らに降り注ぐまで、帝国の堕落した本質を洞察する瞬間はないだろう。グローバル資本主義の搾取的で生態系を破壊する性質についての言葉を受け入れない人は、急速に拡大する検閲、監視、警察の軍事化、その他の権威主義的手段の脅威を受け止めるかもしれない。帝国のロシアとの核の瀬戸際外交や中国との迫り来る戦争に無関心な人は、ガザで起きていることを見せられると、心が傷つき、世界観が変わってしまうかもしれない。

ある一組の目を開かせるきっかけが、別の一組の目を開かせるきっかけになるとは限らない。キックボクサーは、前回の試合でノックアウトされたからと言って、右のオーバーハンドばかりを投げるわけではない。帝国と戦うときも、同じアプローチが必要だ。

マスメディアが欧米人を欺き、プロパガンダしていることを示す新鮮な機会を探し、彼らが世界について聞かされてきたことについての思い込みを疑わせるのだ。アメリカの戦争マシーンが、この地球上で最も殺人的で破壊的な力であるという証拠を示す新たな機会を探す。現状維持のシステムが、異なるシステムのもとで実現しうるものよりも、はるかに有益でない社会と、はるかに健全でない世界を作り出していることを示す新鮮な機会を探すのだ。何が誰かの目を開かせるきっかけになるかはわからない。

この面であなたがすることは、何一つ無駄な努力ではない。どのようなレベルであれ、人間の行動にポジティブな変化をもたらすには、常に意識の拡大が先行する。人間の意識を真実の光のほうへ押しやるためにあなたがする努力は、たとえわずかでも、私たちの種に有益な効果をもたらす。

だから、それを実現するためにできることは何でも使ってほしい。会話をしたり、デモに参加したり、看板やステッカーを貼ったり、文章を書いたり、ツイッターでつぶやいたり、ポッドキャストを作ったり、ビデオを作ったり。マインド・コントロール・マシンに対する攻撃を多様化することが、その防御を突破する最善の方法なのだから。