SPUTNIK News:28/10/2024
カザン(スプートニク) - イスラエルによるガザ地区での「白リン」使用が文書化され、その証拠は国際刑事裁判所(ICC)に移されたと、パレスチナ指導者マフムード・アッバス補佐官のマフムード・アル・ハバシュ氏がスプートニクに語った。 「白リンを含む国際的に禁止されている兵器の使用を含む、ガザ地区におけるイスラエルの行動と違反、戦争犯罪、大量虐殺への関与を確認する文書化された証拠と情報が提供された」とアル=ハバシュ氏はカザンで開催された第16回BRICSサミットで述べた。 同高官によれば、イスラエルがガザ地区での数々の戦争で白リンを使用したことは「何百万人もの人々」が目撃しており、その被害は「国際法に従って文書化され、国際裁判所に移送されている」という。
5月、ICCのカリム・カーン検察官は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアヴ・ギャラント国防相に対する逮捕状を発行するよう、予審法廷に申請すると発表した。その声明で彼は、2023年10月に始まったガザ地区での現在の軍事作戦中に行われた戦争犯罪と人道に対する罪に責任があると指摘した。 イスラエルはこれらの非難を否定し、ICCへの協力を拒否した。