locom2 diary

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ジェノサイドはありえない - イスラエルは正しいと信じている⚡️ケイトリン・ジョンストン

This Can't Be Another Instance Of Genocide — Israel Believes It's Right!

ケイトリン・ジョンストン著:27/12/2023

Image from Gyazo

私は以前、イスラエル空爆で何万人ものガザ人を殺し、包囲戦で何十万人もの飢餓を与えているのは間違っていると考えていたが、イスラエル擁護論者が、パレスチナ人の中には過去にイスラエル人に意地悪をした人もいると教えてくれたので、今は支持している。

イスラエルがガザでやっていることは、ガザにいるすべての人が、暴力を振るったり悪いことをしたりしたことのない、完璧なかわいい子だった場合にのみ、非倫理的となる。純粋な愛で作られ、原罪を持たず、一日中クンクンと子守唄を歌うことしかしない、ふにゃふにゃのマシュマロのような存在でいっぱいの巨大な強制収容所に、イスラエル軍が軍用爆薬を雨あられと降らせているのなら、怒るのもわかるが、現実の強制収容所には、そこまで完璧ではない存在たちが住んでいる。

これを大虐殺だと言う人がいると聞くが、とんでもない。イスラエル人は自分たちのしていることが正しいと信じているからだ。今回、大規模な絶滅計画や民族浄化計画を実行している人々には、そうする理由がある。

誰もが知っているように、適切な大量虐殺では、加害者は大規模な絶滅計画や民族浄化計画を実行する理由など持っていない。適切な大量虐殺では、加害者たちは歴史的にほとんどの時間を漫画の超悪玉のようにキャッキャと笑いながら、自分たちの大量虐殺行為がいかに楽しい悪であるかを語ることに費やす。

これはそのようなものとはまったく違う。イスラエル人は、自分たちが排除しようとしている人口が非常に悪いものだと心から感じており、その人口を排除することで、この土地がより住みやすく安全な場所になると信じているのだ。彼らはパレスチナ人を大きな問題とみなしており、適切な大量虐殺とは異なり、その問題に対する恒久的かつ最終的な解決策を見つけようとしているだけなのだ。

イスラエル擁護論者がガザでのイスラエルの行動を擁護しているのを見かけたら、彼らはイスラエル政府がやっていることには理由と動機があり、やっていることは正しいと信じていることを親切に説明しているだけだということを心に留めておいてほしい。これが適切な大量虐殺であれば、そうはならない。

大量虐殺がどのようなものか、あなたは見たことがあるだろう。ナチスユダヤ人を一網打尽にして殺すようなものだ。イスラエル人は鉤十字を付けているのか?パレスチナ人はユダヤ人か?違うのか?それならいい。というのも、もしそうだとしたら、考えられるあらゆる点で、過去の歴史的な大虐殺の例とまったく同じに見えるからだ。今は1940年代初頭ですらない、まったく異なる時代なのだ。そうだ。

だから落ち着いて。何も問題ない。これは大虐殺ではないし、もし大虐殺であったとしても、後で歴史の教科書を読めばいいし、次は必ず正しいことをすればいい。