Will Israel Invade Southern Lebanon?
ラリー・ジョンソン著:17/02/2024
西側諸国がシナリオと戦場のコントロールを失っているために、西側諸国が恐怖を感じていることが、世界で起こっている。ウクライナがアヴデフカから撤退したことで、ロシア軍は強制され、訓練を受けておらず、補給も不十分な徴兵兵で構成された使い古された軍隊だという嘘が露呈した。このため、NATOはウクライナを戦闘に参加させ続ける方法を見つけようと奔走しているが、ウクライナ軍は塵と化し、士気も低下している。
しかし、本当に危険なのはそこではない。イスラエルはレバノン南部に侵攻し、ヒズボラと戦うことを示唆している。これは正気の沙汰ではない。イスラエルは『白雪姫』の悪の女王を思い出させる。彼らは自分たちが中東で最高の軍隊だと思い込んでいる。彼らはもはや、自分たちが想像しているような巨大な軍隊ではない。
ハレヴィ将軍が『鏡よ鏡、壁の鏡』を演じているところだ。
しかし、これはハレヴィだけの空想ではない。彼はイスラエル国民の圧倒的多数の支持を得ている。
イスラエルの右派紙『マーリブ』が発表した世論調査によれば、イスラエル国民の71%が、イスラエルはレバノンに対して大規模な軍事作戦を展開すべきだと考えている。
イスラエルはこの1週間、レバノン南部の村々に激しい空爆を加えているが、ヒズボラの弱体化にはつながっていない。それどころか ヒズボラはイスラエルの入植地へのミサイル攻撃を強化している。サラヤ・アル・カッサムとその仲間は、「アシュケロン」に大量の弾丸を打ち込み、ミサイルのサイレンを鳴らし、ユダヤ人入植者たちを避難所に走らせている!
ヒズボラもまた、2024年2月17日(土)午後1時、ブラニット兵舎を「ファラク1」ミサイルの標的にして、直撃弾を命中させたと報じられている。一般的なイスラエル国民は、ヒズボラがこれまで標的とされなかったイスラエルの都市に大型ミサイルを発射できるという点で、かなりのエスカレーション能力を持っていることを理解していない。ヒズボラには訓練された軍隊もある。ゴロツキのテロリスト集団ではない。そしてヒズボラには、イスラエルの攻撃を阻止することができる要塞化された防衛線がある。
事態をより興味深く危険なものにしているのが、イランが発表した2つの新しい防空システムだ。殉教者のアルマン中距離/短距離防衛システムと、アザラクシュ短距離防空システムである。アルマンの最大探知距離は180kmで、以下の能力を持つ:
最大160kmの目標追跡範囲
最大交戦距離120km
最大交戦高度27km
反応時間20秒以下
アザラクシュの射程はもっと短い:
レーダー探知で50km、光学追跡で25km。
4発の携帯ミサイルを搭載可能
ヘリコプターや有人/無人航空機を含む空中目標を破壊する能力
さまざまな気象条件下での運用能力
イランがこれらのシステムをヒズボラに提供することになれば、イスラエルは新たな脅威に直面することになる。
要するに、イスラエルもヒズボラも、本格的な戦争に向けてアクセルを踏み込んでいるように見えるということだ。
最後に、ウクライナ情勢に関して私が金曜の夜にRTで行ったアデセワ・ジョシュとのインタビュービデオを紹介しよう。