Remixニュース:02/05/2025
ドイツの国内諜報機関「連邦憲法擁護庁(BfV)」は、野党「ドイツのための選択肢(AfD)」を「明確な極右過激派」と正式に認定した。AfD側は激しく反発している。
BfVは、AfDが「自由民主主義的秩序」に反する活動を行っていると主張し、今回の認定により「党の禁止」や党員全員の大規模監視が可能に。同庁は今後、令状なしでAfD議員や党員のメール・通話・チャットを監視し、情報提供者の潜入工作も合法化される。
これまでAfDの一部州支部は「明確な極右」と分類されていたが、今回初めて全国規模の党組織全体に適用された。
AfD共同党首のアリス・ヴァイデル氏は声明でこう糾弾した:
「BfVの決定はドイツ民主主義への深刻な打撃だ!」
党広報はさらに次のようにコメント:
「現政権はあと4日で退陣し、BfV長官も空席なのに、世論調査で最大勢力の野党を犯罪者扱いするのは明らかな政治的動機だ。AfDは法的措置で民主主義を守る」
BfVの主張 BfVは「人種主義的な民族定義」を禁止根拠に挙げた:
「AfDはイスラム系移民を『ドイツ民族』と認めず、人間の尊厳を否定する」
「党綱領・議員発言・極右団体との関係を総合判断した」
前長官トーマス・ハルデンヴァング(キリスト教民主同盟/CDU)はAfDを「民主主義の敵」と繰り返し批判してきた。
禁止手続きへ進展 今回の認定は党禁止訴訟に向けた重要な一歩。ただし、過去に極右政党NPDを禁止しようとした際、憲法裁判所は「影響力が小さすぎる」として却下した経緯がある。
しかしAfDは現在の世論調査で第1党。与党側からは禁止を求める声が強まる一方、CDU内には「国民の人気党を禁止する危険性」を懸念する声も。
政治的背景 この決定は、5月6日の首相選挙直前のタイミングで発表された。AfDバーデン=ヴュルテンベルク州代表エミル・ザンツェ氏は「政権交代前の不当な弾圧」と非難している。
(編集部注:BfVの新長官は未就任。前長官は議員選挙に敗れ失職)
マーク・ルビオ米国務長官の𝕏のコメント:
Germany just gave its spy agency new powers to surveil the opposition. That’s not democracy—it’s tyranny in disguise.
— Secretary Marco Rubio (@SecRubio) May 2, 2025
What is truly extremist is not the popular AfD—which took second in the recent election—but rather the establishment’s deadly open border immigration policies…
和訳:ドイツは自国の諜報機関に野党を監視する新たな権限を与えた。これは民主主義ではなく、偽装した専制政治だ。
真に過激なのは、最近の選挙で第2党となった国民的なAfD(ドイツのための選択肢)ではなく、AfDが反対する既存体制の致命的な「開かれた国境」移民政策である。
ドイツは方針を転換すべきだ。
(日本語訳のポイント)
1. 「surveil the opposition」→「野党を監視する」と明確化
2. 「tyranny in disguise」→「偽装した専制政治」と比喩を保持
3. 「establishment」→文脈に合わせ「既存体制」と訳出
4. 全体として主張の強いトーンを維持しつつ、日本語として自然な表現に調整
5. 政治用語(AfDなど)は正式名称を明記
