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REMIX NEWS ハンガリー⚡️ルーマニア、欧州最大のNATO基地を建設へ

Romania set to build the largest NATO base in Europe

REMIX NEWS:19/03/2024

ミハイル・コガルニセアヌ国際空港にある黒海の空軍基地は、1999年以来米国によって使用されてきたが、大幅な改修が行われることになった。

Image from Gyazo ルーマニアのミハイル・コガルニセアヌ空軍基地でタキシングする2機の米空軍F-22Aラプター(2016年4月25日)。(ウィキメディア・コモンズ)

ルーマニアは、ヨーロッパ最大のNATO施設となる空軍基地の再建と拡張工事を開始した。

ルーマニア空軍第57航空基地の拡張工事が完了すれば、約1万人のNATO軍兵士とその家族を恒久的に収容できるようになる。

「国境をめぐる戦争という新たな地政学的状況において、この基地の拡張はNATOの東側を強化することになる」と、Euronewsはロシアとウクライナの紛争を引き合いに出して書いている。

ブカレストの総工費25億ユーロの大規模プロジェクトには、新しい滑走路、航空機格納庫、燃料、弾薬庫が含まれると同チャンネルは報じた。また、基地にはスタッフ用の宿泊施設、学校、幼稚園、売店、さらには病院も併設される。

この施設は、黒海沿岸の港町コンスタンツァに近いミハイル・コガルニチャヌ国際空港にある。この施設には現在、アメリカ人を中心に約5000人のNATO軍兵士が駐留している。

Euronewsによると、拡張に必要な基本インフラは現地で建設中で、最終計画は基地の既存の滑走路を新しい滑走路と国際空港のインフラに接続することだという。プロジェクトの完了時期は明らかにされていない。

モスクワは一貫して、NATOの東方拡大やロシア国境付近への軍事投資に対し、アメリカとその同盟国に警告を発してきた。キエフが同盟に参加するのを阻止することが、2022年の対ウクライナ作戦の主な目標のひとつだったとロシア指導部は説明している。

ウラジーミル・プーチン露大統領は日曜日に、モスクワとNATOが直接軍事衝突することに「誰も興味を示さないだろう」と述べた。しかし彼は、「現代世界では何でも可能だ」と警告した。