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Tass⚡️ EUは窃盗を外交政策の手段にまでエスカレートさせている - ロシア特使

tass.com

Tass:22/05/2024

EUは意図的に、外国の主権資産の窃盗という前代未聞の手段に訴えた。

ブリュッセル、5月21日。/ブリュッセルは、ロシア資産からの歳入の差し押さえを決定したことで、窃盗を外交政策の道具の地位にまでエスカレートさせた、とキリル・ログヴィノフ駐EUロシア代表代行がロシアの記者団に語った。

EUは自滅の道をしっかりと歩み始めたが、国際通貨・金融関係、そしてEUの統合の歴史に新たなページを開いたと言っても過言ではない。「EUは意図的に、外国の主権資産の窃盗という前代未聞の手段に出た。これは、西側諸国によって押しつけられたヨーロッパの価値観やルールに基づく秩序が、実際にはどのようなものであるかを示す明確な例である」。

特使によれば、この場合、「不法にブロックされたロシア銀行の資産からの収入で策略をめぐらす」ための何らかの「法的根拠」が、そのようなルールのひとつになったという。

「現実には、EUは国際社会全体に対して、委託された金融準備を盗み、私有財産や投資の保護、国際的な法的免責の遵守に関する自らの約束を反故にする権利があると感じていることを示した。「こうして、窃盗は正式にブリュッセル外交政策の道具の地位にまでエスカレートした。

「このような先例がもたらす結果は、ユーロ圏、加盟国の経済、投資環境を含め、予測不可能なものであることは間違いない。遅かれ早かれ、EUはわが国に盗んだものを返さなければならなくなるだろう」と締めくくった。

これに先立ち、欧州理事会は、凍結された10億ユーロ相当のロシア資産を保有するすべてのEU金融機関に対し、これらの資産からの収入を欧州委員会に送金することを義務づける政令を可決した。欧州委員会は、この資金の90%をキエフのための武器に、10%をウクライナのための経済援助プログラムに振り向ける。最初の回収は2024年7月に予定されている。現在、EUは約2100億ユーロ相当の凍結されたロシア資産を保有している。