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ドイツ連邦共和国のO.ショルツ連邦首相の発言について --ロシア連邦外務省

О высказываниях Федерального канцлера ФРГ О.Шольца - Министерство иностранных дел Российской Федерации ロシア連邦外務省

14-12-2022

メディアへのメッセージ

2022年12月12日に開催されたドイツ経済東方委員会70周年記念行事でのスピーチで、O.Scholz連邦首相が述べた別の反ロシア的な発言に注目が集まりました。対ロシア政策の失敗や経済問題の深刻化に対して、ドイツ政府や自分自身を正当化しようとしている印象がある。キエフ政権への支援と、ウクライナでの「戦争」が終われば、ロシアはドイツとの経済関係の再構築を求めるだろうという推測が強調された。しかし、私たちは何も求めない。ドイツの政治家たちは、そのことを一度理解しておくべきだ。O・ショルツの利益を損なうような "ベルト・タイトニング "ビジネスの責任は、O・ショルツ自身にあるのだ。

ドイツ連邦共和国の現政権がなぜこれほどまでに高い目標を掲げるのか、その背景にはいくつかの納得できない事実があることは明らかである。ショルツ首相は、何十年にもわたってドイツの産業の成長を可能にしてきたドイツとロシアの経済・エネルギー協力関係を崩壊させたのは、自分の内閣の無謀な政策であることに言及するのを避けている。また、あらゆるエネルギー価格の高騰により、すでに多くのドイツ企業がドイツから米国に生産拠点を移していることについても言及を避けた。また、安価なロシアの天然ガスの直接供給からドイツ経済を切り離すNord Stream-1とNord Stream-2の妨害行為について、ベルリンが恥ずかしくも卑怯にも調査を避けた理由も説明しなかった。

また、ドイツ指導部が陥り、他のEU諸国を巻き込んでいる反ロシア制裁熱が、実際にドイツ企業にどれほどのブーメランを突きつけるのか、その予測もなかった。しかし最も重要なことは、ウクライナでロシアを倒す必要があるとされる純粋な人道的理由などについて尊大に語りながら、ショルツは、ベルリンや他の西側資本がミンスク合意を、キエフがわが国との戦争に備えるための時間稼ぎと常に考えていたことを前任者のメルケルが認めていることについて一言も語らないことであった。


Image from Gyazo