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特集記事 :戦場におけるウクライナの士気スナップショット⚡️ぺぺ・エスコバル

The Ukrainian Morale in the Battlefield: A Snapshot — Strategic Culture

ぺぺ・エスコバル著:19/09/2023

Image from Gyazo

ウクライナの反攻が、驚くべき規模の血なまぐさい肉挽き器の投入口となったことは、今や確固たる事実である。

昨秋、反攻の数カ月前にウクライナの部隊に加わった100人のうち、残っているのはわずか10人から20人だ。残りは死んでいるか、負傷しているか、無能力者である。これらの統計は、オンライン出版『Poltavashchyna』によって確認された。

わずか5カ月前の春、反攻が始まる少し前のウクライナ前線のスナップショットを確認すると、非常に勉強になる。このデータはウクライナ人によってリークされたものだ。文書の信憑性は完全に確認されている。

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これは、A4007部隊の第2機械化大隊の臨時司令官代理であるドミトロ・ビリイ大尉が作成した報告書である。彼は軍部隊の司令官に直接報告している。

ビリイ大尉によると、2023年4月19日から20日にかけて、臨時司令官代理である彼と他の将校は、第2大隊の士気と心理状態が決定的に低下したと結論づけた。

大隊はまた、多くの衛生的で回復不可能な損害を被った。ほとんどの兵士が戦闘任務の遂行を拒否した。さまざまな中隊の士気のレベルは20%から42%の間と評価された。

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これは、「サディク」と呼ばれる役職から自主的に離脱したA7097部隊の兵士のリストである。訳注:ウクライナ軍は、こいつらのせいで、このサディクという強力な地点を支配できなくなった。その中に大尉のミハイロ・シャブニンがいる。

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これもまた、"自発的に "戦場を放棄した兵士たちに関する報道である。

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これは、第2大隊第5中隊の戦闘態勢が決定的に低い水準にあることについての緊急報告である。同中隊の人員配置は60%に低下し、部隊は前線から撤退する必要がある。

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これは退役した10人の軍人の個人データだ。だから、親戚や友人は実際に兵士についての情報を得ることができる。

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これは、ヤレムチェ、ダフ、デレボ、ポロヒ、ハリーチにおける大規模な「自発的」撤退に関する第2大隊司令官ドミトロ・フナティウク少佐の緊急報告である。

フナティウクは、10人ほどの兵士を自分の陣地に戻らせることに成功した。残りは戻らなかった。

次はどうするのか?

上記の文書は、4月に前線で何が起こっていたかを明確に描き出している。現在の状況はさらに悲惨かもしれない。ウクライナ軍はすでに、非常に士気の低い状態で反攻を開始している。実際の結果が壊滅的だったとしても不思議ではない。

しかし、それでも自己満足に陥ってはならない。現状ではドンバス戦線は平穏だと思われている。実際はそうではない。ウクライナ軍は狂気じみた執念でロシアの陣地を攻撃し続けている。結局のところ、彼らは無限の数の歩兵を使い捨てにしている。

キエフの部隊は現在再編成され、新しい部隊が準備されている。ロシア軍は驚くほど多くの西側兵器を破壊したが、キエフ軍はまだ消耗していない。

反攻に失敗した後、キエフが交渉に応じるだろうという期待がかなりあった。しかし、そうはならないだろう。ヘゲモニーがそれを許さない。だから、"反攻 "は、2.0であれ何であれ、続くだろう。キエフ軍は、2024年の夏までに新たな行動を起こす準備をしている。だからロシアは、早急に壊滅的な攻勢を仕掛けるべきだ。

忘れてはならないのは、ヘゲモンのプランAはまたもや永遠の戦争だということだ。プランBはない。