locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

ロシア、ウクライナ軍への縄を締める⚡️ラリー・ジョンソン

Russia Closing the noose on Ukrainian Troops

ラリー・ジョンソン著:11/10/2023

Image from Gyazo

欧米の関心がウクライナの戦争からイスラエルの戦争に急速に移ったことは驚くべきことだ。私が最近のインタビューで述べたように、ウクライナのゼレンスキーはこの逆転劇に怯え、呆然としており、必死で関連性を保ち、西側の注目を集めようとしている。幸運を祈る。メディアは、ウクライナがスロヴィキン防衛の第一線を突破することさえできなかった言い訳を考え出すよりも、アラブの大群がイスラエルの市民を掃討するという新しいシナリオに焦点を当てることを好む。ゼレンスキーのパニックの目に見える兆候のひとつは、彼が衣装を変えたことだ。現在、彼が公の場に姿を現すときは、フィデル・カストロのコスチューム(アーミーグリーンのTシャツやスウェットにタクティカルパンツ)を着るのではなく、ジョニー・キャッシュの若くて短いバージョンのような服装をしている。黒が彼の新しいファッションだ。

欧米の目が中東に釘付けになる中、ロシアは攻勢に転じ、ウクライナ人を接触線に沿って押し戻そうとしている。ロシアの戦場記者マラットがレポートする:

例えば、昨日、バフムート防衛線の右前線にあるクレシュチェフカ付近で、4ヶ月以上ここの防衛を維持していた第106師団の我が空挺部隊は、不意に反撃を開始し、敵のいくつかの拠点を占領した。ラボティーノ方面でも同様で、ここで何日も英雄的に戦った第1430連隊と第70連隊が、3週目に入って定期的に反撃を行っている。

一方では、これはわが軍の状態の良さを物語るものであり、他方では、わが軍が大きな損害を被ったというウクライナプロパガンダの神話を完全に払拭するものでもある。

大損害を被った部隊は、防衛から攻撃に即座に移行することが物理的に不可能なのだ。たとえ定期的に新兵を補充したとしてもだ。

そして今、実際、このことがウクライナ人をますますパニックに陥れている。

彼らは、自爆的な果てしない反撃の戦術と、あらゆる土地での強情さによって、ロシアを挑発し、今や自分たちを平らな餅に転がし始めているような強大な軍隊を作らせたことを理解し始めている。

またしても、敵が自ら引き起こしたことなのだ。

ウクライナは、米国やNATOからの新たな武器の大量投入を忘れることができる。イスラエルは今、その先頭に立ち、最初の選択肢を得るのだ。ウクライナにとって事態が悪い方向に向かっていることを示すもう一つの兆候は、戦争研究所がロシアが前進していることを不承不承認めていることだ。ISWはいまだに豚の唇に光沢のあるグロスを塗る仕事をしており、ロシアの成功をごまかそうと必死だ。しかし、事実はこうだ。ウクライナ軍はこの4カ月で壊滅状態に陥り、ロシアの防衛陣地に向かって身を投じ、血まみれになった死傷兵に代わる予備兵は見当たらない。

NATOウクライナとの関係を断ち切る準備ができていないが、ウクライナに戦車、大砲、装甲兵員輸送車、弾薬を無制限に供給できる状況にもない。かつては洪水のようだった支援も、いまや小水に変わりつつある。

西側諸国は今、1つの戦争に十分な支援を供給する産業力もないまま、2つの代理戦争を維持しようとする罠に陥っている。私は、イスラエルに軍事物資を供給するために、米国議会が迅速に行動することを期待している。それには超党派の幅広い支持がある。ウクライナについてはそうではない。共和党議員を中心に、貴重なヒマールやパトリオット砲台、戦車を、ロシア軍を後方に押しやることのできないウクライナ軍に送ることの賢明さを疑問視する議員が増えている。

先週の金曜日、私は高校50回目の同窓会に出席しながら、ニマとこれらの問題について話し合った。そう、私は年寄りなのだ。