After Hungary threatens to veto €18 billion in Ukraine aid, EU's left-liberal elite go into meltdown
ジョン・コディ著:06/12/2023
ハンガリーのペテル・シヤルト外相、脅迫疑惑を否定
ドイツのアナレーナ・バーボック外務大臣とハンガリーのペテル・シヤルト外務貿易大臣。(フェイスブック)
ハンガリーが180億ユーロのウクライナ支援に拒否権を発動すると脅したことで、西側自由主義圏に衝撃が走り、ベルリン、ブリュッセル、ワシントンがパニック状態に陥っている。ヨーロッパ中の左派リベラルの指導者たちは今、ハンガリー政府に非難を浴びせている。
ドイツのアナレーナ・バーボック外相はスロベニアでの演説で、この動きは恐喝に等しいと主張し、ハンガリーが "ポーカー "をし、"トリックの袋 "を使っていると非難した。
「今は駆け引きをしている暇はない。ヨーロッパの平和が脅かされている状況にあるのなら、われわれは自国民を守るため、さらにはウクライナ人を守るために、毎日、毎時間、できる限りのことをしなければならない」とバールボック外相は述べた。
スロベニアのタニャ・ファジョン外相は、オルバンに対するバエルボックのコメントを支持し、"恐喝は容認できない "と述べた。
この発言は、ハンガリーを "恐喝 "と非難したEU当局者の一連のコメントに続くものだ。
ハンガリーのペテル・シヤルトー外務・通商大臣は、フェイスブックでバールボック氏の発言に対してこう書いている:
ウクライナのEU加盟に関するハンガリーの立場は、十分に考え抜かれた根拠のあるものであり、そこには恐喝や『駆け引き』すらない。私たちは、互いに何の関係もないことを混同することを断固拒否する」と書いた。
ハンガリー国民も、ハンガリー議会も、ハンガリー政府も、ウクライナとの加盟交渉を早急に開始することがなぜヨーロッパにとって良いことなのか、いまだにわからない」と続けた。
シヤールトーは、ハンガリーはいかなる圧力があってもウクライナのEU加盟に関する立場を変えないことをドイツ外相に念を押すべきだと強調し、欧州の結束を維持するため、EUが来週のブリュッセル会議の議題からウクライナとの交渉開始案を削除するよう提案した。
火曜日にスロベニアを訪問した際、バールボック氏はハンガリーのオルバン首相に対し、ウクライナとの加盟交渉開始に対する拒否権を撤回するよう求めた。
オルバン首相を批判するEU側は、ハンガリーが凍結された200億ユーロ近い資金のために、ウクライナへの援助とEU加盟を妨げていると非難している。EUは、ハンガリーが「法の支配」改革を実施するまで資金を利用できないと主張している。
ハンガリーはEU加盟国として対外援助に拒否権を持つため、EUに大きな圧力をかけている。しかしハンガリーは、EUが自国に支払うべき資金をめぐる問題は、ウクライナに対するEUの資金援助とは別の問題だと主張している。