locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

帝国へようこそ⚡️ケイトリン・ジョンストン

Welcome To The Empire - by Caitlin Johnstone

ケイトリン・ジョンストン著:20/01/2024

Image from Gyazo

帝国へようこそ

大量殺戮が正当防衛であり、平和集会が大量殺戮である。

戦犯が犠牲者であり、病院がハマスである。

自由を求める声は憎悪に満ち、停戦は反ユダヤ主義的である。

民間人がテロリストと呼ばれ、本物のテロリストがノーベル平和賞を受賞する。

プロパガンダがジャーナリズムであり、ジャーナリズムがプロパガンダである。

民主主義が実在し、アパルトヘイトが虚構である。

企業は人であり、人は企業の資源である。

帝国へようこそ

爆弾は人道的であり、挑発は目に見えない。

退役軍人は英雄であり、犠牲者は忘れ去られる。

戦争は常に正義であり、敵は常にヒトラーである。

その大義は常に正義であり、その批判者は常にロシア人である。

誰の苦しみは許されず、誰の犯罪は歴史から抹消されるのか。

残虐行為は常に不幸な事故であり、敵は面白半分に民間人を殺す。

その悲惨な介入は、何度起こっても罪のない過ちである。

帝国へようこそ

帝国は常に、その首を絞めてきた人々からのいわれのない攻撃の犠牲者である。

人間の屍の丘の上に輝く都市。

ウォール街の貧しく無力な富裕層の擁護者

レイセオン社製のミサイルで焼却される家族の救世主であり続ける。

外国に眠る天然資源を守り続ける

世界のルールに基づく秩序の支持者であり、その喉元に長靴を突きつけられている。

帝国はドルと石油でできた心であなたを愛している。

帝国は、スマートフォンとコンピューターを通してあなたを見守っている。

帝国はあなたの唯一の友人

帝国はあなたを愛してくれる唯一の人

あなたは去ることができない

帝国を捨てることはできない

帝国を捨てれば、この世界は暴君に支配されるかもしれない