locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

アルベール・デネス⚡️メローニ氏、EUのトップ外交官の座をエストニアのカジャ・カラス氏に移すことに反対

rmx.news

アルベール・デネス著:21/06/2024

カラス氏の指名は欧州選挙での右傾化を反映していないと彼女は言う

Image from Gyazo 2024年6月17日月曜日、ブリュッセルでのEU首脳会議の円卓会議で、イタリアのジョルジア・メローニ首相(中央)およびエストニアのカジャ・カラス首相と話すチェコ共和国ペトル・フィアラ首相(左)。(AP写真/Geert Vanden Wijngaert) )

先週の非公式EU首脳会議では、将来のEU上級代表にエストニアのカジャ・カラス首相を指名することで収束したかに見えたが、イタリアのジョルジア・メローニ首相は最近、彼女の指名に難色を示した。

ブリュッセルの「イタリアの兄弟」(FdI)党関係者によると、イタリア側の反対理由は主に、欧州議会のパワーバランスが右派にシフトしているのに比べ、カラス首相が所属するEU議会の改革派が欧州議会で影響力を持ちすぎるということだという。

彼女が率いるECRグループは、協議の不足を問題視しているが、実際には、エストニア人候補の問題点は、レニューの選挙成績が悪く、もはや第3位のグループではなく、このようなポジションによって不釣り合いなウェイトを占めることになることである。

アナリストたちはまた、メローニが他の理由でカラスの起用を警戒している可能性も指摘している。メローニはバルト三国の指導者に外交政策の手綱を渡すことに消極的で、重心が東に偏り、地中海や移民問題に焦点が当てられなくなることを恐れている。

月曜日にブリュッセルで開かれた首脳会議の前会議で、欧州人民党(EPP)の指導者たちが説明したように、カラスの起用も一部の欧州人民党(EPP)の指導者たちを喜ばせるものではなかっただろう。つまり、EUのトップ外交官ポストの最終決定は、6月27-28日の公式サミットで、他のトップポストとともに決定される可能性が高いということだ。