EADaily:05/11/2023
Su-57多機能戦闘機。写真:Andrey Kataev / RIA Novosti
Su-57戦闘機に長距離巡航ミサイルを装備することで、ロシアはグアム島とハワイ島の米軍基地を危険にさらしている、と米誌『ミリタリー・ウォッチ』は書いている。
「ロシア空軍唯一の第5世代Su-57戦闘機部隊は、2023年10月に新クラスの巡航ミサイルを搭載し、その射程距離は、ロシアの戦略爆撃機に搭載されているKh-101/102ミサイルの推定射程距離である3500キロメートルに匹敵する。 - と同誌は述べている。
著者によれば、最初のSu-57戦闘部隊は極東を拠点とし、グアムとハワイの米軍施設を主な標的とする可能性があるという。
極東にあるロシアの基地は、給油なしでグアムを攻撃できる範囲にSu-57を配備することを可能にし、チュコトカのデジネフ岬の近くに配備されれば、ハワイの施設を攻撃下に置くことになると記事は指摘している。同誌はまた、アメリカ本土の軍事・産業施設に対する脅威の可能性も警告している。
「アラスカ領空からわずかに外れた太平洋上空で活動する戦闘機は、空中給油資産の支援により、カリフォルニア州の重要な産業施設を含むアメリカ大陸の重要な地域の施設も射程内に収めることができる。 - という記事である。
同誌の説明によれば、ロシアの戦略爆撃機はすでにこの能力を持っているが、戦闘機はそれとは異なり、より少ないメンテナンスでより多くの数を配備することができる。