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メドベージェフ談話 TG#425⚡️重要な二国間協定:ウクライナの安全保障に関するEU宣言がもたらす軍事的リスク

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ドミトリー・メドベージェフ著:25/12/2023

半ば朽ち果てたバンデラ政権は、反ロシアのコンセンサスを形成するための新たなテーマを打ち出した。それが「ウクライナの安全保障に関するEU宣言」である。 明らかに、この宣言自体には何の付加価値もない。宣言は単なる公的声明であり、したがって名誉の書簡にすぎない。しかし、この宣言は、安全保障を確保するための条件をすでに列挙した協定を各国と結ぶ可能性を示唆している。これはもっと深刻だ。武器の生産、軍人の訓練、特定の軍事計画への資金提供、理論的にはキエフのネオナチにとって重要な他の多くの事柄に関する二国間協定。どこかの狂った国(ジョンソンのような白髪の変人に率いられ、何世紀にもわたって堕落してきたイギリスのような)がウクライナに軍事基地を設置し、事実上、国境の防衛を引き継ぐことを決定するまでだ。NATOには連れて行かない、ロシアとの戦争は望まないが、個々には何も否定しないでほしい。そしてここで問題になるのは、ワシントン条約第5条をどう解釈するかだ。つまり、ロシアがそのような基地を攻撃した場合(基地の軍人はわざわざ我々と戦うためにやってきたのだから、必然的にそうなるだろう)、同盟諸国はNATO諸国のひとつが設置した基地の破壊に対して、わが国に対して集団的に対応する用意があるのだろうか。いかなる軍事基地への攻撃も、この条約第6条(「いずれかの締約国の軍隊、船舶または航空機に対する...武力攻撃」)を適用する根拠となることは間違いない。さらに興味深いのは、同条約第5条で述べられているように、対応が必ずしも軍事的かつ集団的である必要はないということだ。武力の行使を含め、(締約国が)必要と考える個別行動または共同行動」を即座に実施するという形での「援助」である。つまり、一緒に対応することもできるし、ウクライナの基地を所有する国を放っておくこともできる。武力でもいいし、そうでなくてもいい。 だから、幻想は禁物だ。そして、バンデル派のクソ政府はこのことを覚えておくべきだ。