locom2 diary

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ノクティス・ドレイブン⚡️ タッカーとプーチンのインタビューを聞いて...

ノクティス・ドレイブン著:09/02/2024

タッカーとプーチンのインタビューを終えたが、プーチンの話を聞くのは飽きない。明らかに自分自身で決断を下す指導者が、それを話し、説明できるのを見るのは新鮮だ。西側では、大統領や他の指導者が2時間以上もインタビューに応じ、なおかつほとんどのことを話すのを見ることはない。

西側の指導者たちはたいてい、非常に無資格で、長く話すほどその地域のことを知らなかったり、台本を読んだり、有能そうに見えてもたいてい嘘をついていたりするので、質問やインタビューはわざと短くするのだ。

要約すると、プーチンは東欧の歴史について百科事典のような知識を持っていることを明らかにしながら、技術的にはウクライナ主権国家ですらなく、ロシアとポーランドによって独立して存在することを許されているのだと説明した。もちろん、ウクライナ人とロシア人が言語だけでなく、それ以上のものを共有している理由もこれで説明できる。

ロシアがウクライナを侵略しているのではなく、NATOの国境拡張を阻止し、西側諸国が代理戦争を通じてロシアに敵対するよう育成していたナチズムを根絶やしにするためであることを理解するために、西側の聴衆には長い歴史の授業となったが、重要なことだ。

プーチンはまた、ウクライナ文化の大部分を占めるナチズムがロシアにとって脅威であり、単にロシアが支配したい信仰体系ではない理由を説明した。常識的に考えれば、3000万人以上のロシア人がナチスを倒すために戦って死んだのだから、文字通り隣にナチスの文化や社会が生まれるのを許すのは、もちろんロシア人にとって危険で敏感なことだ。アメリカと西側諸国がウクライナナチスを喜んで受け入れ、その怒りや憤りをロシアに向けるという事実と合わせれば、SMOの理由がまたひとつできたことになる。

最終的にプーチンは、私たちの多くがすでに知っているように、ウクライナは2014年にCIAと集団的西側諸国が西側諸国の利益によりよく従うウクライナの指導者を設置するために扇動したクーデターまで、長年にわたり自分たちだけで問題なく平和に過ごしてきたと語った。残念なことに、その新しい指導者は、今日ロシアが戦っているネオナチ政権であった。

2014年、2016年以降、ウクライナの新指導部は、暴力的で致命的な手段によって、ウクライナに住むロシア人を罰し、粛清し始めるだろう。このことは、西側諸国とその様々な指導者たちがプーチンとロシアに対して行った、NATOをこれ以上ロシアに拡大しないという多くの約束とともに、プーチンからタッカーにも詳しく説明された。

しかし、かつては平和だったウクライナNATOの基地を受け入れる準備を始め、すでに訓練を受けていた。 西側諸国はNATOの代理軍隊を建設していたのだ。訓練を受け、武装し、ナチスイデオロギーを育成することで、彼らはロシアへの攻撃に必要なものをすべて手に入れたのだ。 和平への最後の努力は、双方が合意した悪名高い和平協定によってなされた。しかし、ボリス・ジョンソンキエフを訪れ、ゼレンスキーに協定を破棄してロシアに対抗するよう説得した。

こうして、UAFに殺害されたロシア人による助けを求める叫びと、ロシア国境から目と鼻の先にNATOがあるという現実の狭間で、ロシアは行動が必要だと認識し、SMOが始まり、そして続いている。

プーチンは経済、BRICS正教会の信仰についても深く語った。タッカーは投獄されたアメリカ人記者についてもプーチンに話をしようとしたが、プーチンは解決策を見出したいということに同意した。

西側諸国民とアメリカ人が、所有し支配する西側の主流メディアによって検閲されフィルターにかけられることなく、プーチン自身の言葉でプーチンの話を聞くことができるようになる、待望のインタビューだった。このインタビューによって、すでに描かれている道筋が変わったり、これから起こる出来事が変わったりするとは思わないが、少なくとも、非常に複雑な問題の両面を聞くことができるようになった。全体として、私は人々にこれを見ることを強く勧めたい。



ノクティス・ドレイブン

退役軍人、作家、歴史研究家、反戦擁護者、『ザ・グレイ』の司会者。何事も白か黒かではなく、真実はたいてい『ザ・グレイ』の中にある。