locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

第三次世界大戦の崖っぷち?

On The Precipice of World War III? - A Son of the New American Revolution

ラリー・ジョンソン著:26/12/2022

Image from Gyazo

米国と英国を中心とする西側諸国は、ロシアを刺激してウクライナに侵攻させるだけでは飽き足らず、セルビアを煽り、コソボに新戦線を開かせ、モスクワにウクライナでの特殊軍事作戦の完了を逸らさせようとしているのである。バルカン半島が欧州の火種となるのは、今回が初めてではない。1914年6月28日、ガヴリロ・プリンツィプがオーストリア大公を暗殺し、イギリス、フランス、ロシアとドイツ、イタリア、オーストリアが対峙する「世界大戦」の火ぶたが切られたのである。

歴史は正確には繰り返さない。現在、ロシアはセルビアハンガリーを除くヨーロッパ諸国と米国を相手にしている。セルビアコソボの国境沿いの緊張が銃撃戦に発展すれば、西側諸国はロシアを滅ぼそうと必死になっているというモスクワの信念が強まり、平和のための交渉が不可能になるだろう。

私は先週、セルビア人のアレックス・パヴィッチにインタビューされ、私たちのやりとりはセルビアの2つの番組で放送されました。以下はその1回目である(1:26:49から始まる)。

youtu.be

12月25日にセルビアで放送されたインタビューの続きを紹介します。2:35:53のところからです。

youtu.be

私は、毎日、胃に不快感を感じながら目覚めている。ロシアを追い詰め、貧民にしてしまうという妄想の下で苦労してきた西側諸国政府を率いる大人がいないのだ。私たちはパックス・アメリカーナの終焉を目の当たりにしているのだと思う。アメリカ人はかなり偏狭で、自分たちが世界を支配しようとする帝国主義的な大国であるとは思っていないのは確かだ。しかし、ワシントンDCにはびこる政治家たちは、自分たちが世界に自分たちの意志を押し付ける唯一の権利を持っていると信じている。パックス・アメリカーナの崩壊によってもたらされる警鐘は、米国を根底から揺るがし、新しい世界秩序を出現させるだろう。私は、それが大量の燃えかすのベッドから出てこないことを望む。