locom2 diary

少数意見こそが真実を伝えている。個性派揃いの海外ブロガーたちの記事を紹介。

オルバンは欧州の「皇帝」になるのか?ブリュッセルはオルバンがEU理事会議長国を支配するシナリオを懸念⚡️ REMIX NEWS

Will Orbán be become 'emperor' of Europe? Brussels fears scenario where he controls EU Council presidency

REMIX NEWS:ハンガリー

Image from Gyazo 2022年12月15日木曜日、ブリュッセルで開催されたEU首脳会議の円卓会議で、ハンガリーのオルバン首相と話すシャルル・ミシェル欧州理事会議長(左)。(AP Photo/Olivier Matthys)

欧州理事会のシャルル・ミシェル議長は、欧州議会選挙に立候補することを表明した。当選した場合、議長国は空席のままとなり、現行のルールでは、輪番議長国(選挙後はハンガリー)が会議の議長を務めることになる。

シャルル・ミッシェルはベルギーの複数の新聞に対し、欧州議会選挙に出馬することを認めた。現職の欧州理事会議長欧州議会選挙に立候補するのは今回が初めて。

この役職は、リスボン条約によって欧州連合EU)に導入された2009年に創設されたばかりである。EUの野心における「継続性」を確保するために、まさに常任理事国大統領の役割が導入されたのである。しかし、主な批判は、加盟国の多様性と平等な代表性を損なうというものである。

EUウクライナ支援やハンガリー法治主義違反をめぐり、EUとオルバンの間に緊張が高まっていることを考えれば、他の26カ国の首脳のほとんどは、このようなシナリオ、つまり2024年の欧州選挙後の6カ月間、オルバンが理事会のねぐらを支配することを避けたいと切望しているはずだ」とポリティコは書いている。

欧州理事会の議長は、欧州理事会によって適格多数決で選出される。次期総裁は、他の上級ポストの人事とともに、次期理事会の任期中の6月に選出される。

欧州理事会の議事規則では、議長の任期が満了した場合、後任者が不在で必要であれば、6カ月ごとの理事会議長国を代表する欧州理事会メンバーが後任を務めることになっている。

ただし、理事会がジャーナリスト向けに送付したインフォメーション・パックの最後には、これらの規則は単純多数決で改正できることが強調されている。つまり、ヴィクトール・オルバンの恐怖心が琴線に触れれば、すべての手続きが変更される可能性があるということだ。